理想は日焼けした肌?!オーストラリアの美意識は日本と真逆だった
先日、オーストラリア人のシェアメイトと、お互いの国の美意識についてお話ししました。
日本では、"色白で細身な女性"が理想っていう固定概念がありますね。
でも、オーストラリアでは全く逆のようで、日に焼けて健康的な肌が理想的です。
確かに、日本では、女性が夏にはアームカバーと日傘で完全防備だけど、オーストラリアでそんな人はいません。
サングラスをかけている人は多いけど、日焼け止めを塗る人なんて見たこともない。
私が通う学校には、美容系のコースもあるのだけど、そのコースの生徒たちは、ほとんどが小麦色の肌に白に近いくらい明るく色を抜いたストレートヘア、睫毛はバサバサで、この国の女性が考える典型的な理想の女性像なんじゃないかと思っていました。
日本以上に強烈な紫外線の中、元々色白のオーストラリア人が肌を焼くって危険なのでは?って思ったけど、案の定オーストラリアの皮膚ガン発症率は世界トップレベル。オーストラリア内でも、最も発症率が高い癌が皮膚ガンです。
↑日焼け止めコーナーでは、cancer council(癌評議会)の日焼け止めが目立っているように思います。日焼け止めは、日焼け防止というよりも皮膚ガン防止という意味合いが強いようです。
国内でもそれが問題視されていて、最近では焼けた肌に見せる”face tan”が人気だそう。シェアメイト曰く、保湿効果あるのとか、いい匂いがするもの、スプレータイプ、クリームタイプなど色々あるようです。
↑ドラックストアで見つけたfake tan。色の濃さも様々です。
日本には、塗ったら白くなる保湿クリームや日焼け止めとか、 美白化粧品がたくさんあるから、そんな感覚か〜。
日本では女性が白く見せるために必死なのに、一方オーストラリアではfake tanまで使って焼けてるように見せるなんて面白い価値観の違いだと思います。
シェアメイトも、「冬は肌が青白くなって病人みたいだからfake tanを塗る」って言っていました。
日本から持ってきたアームカバー見せたら、こんなのオーストラリアにはない!って驚いてた笑
日本にいると固定観念が生まれやすいけど、価値観は国の数、人の数だけあるって考えたら正解はなくって、人と比べずに好きなように生きていいんだなぁと改めて考えました。