さくらの脳内ログ

オーストラリア留学記

オーストラリアの環境保護とは?

オーストラリアのリサイクル事情、環境保護の考え方

最近、オーストラリアは、環境保護の考えが根強いと感じています。身近なものでは、ゴミの分別にorganic wasteが含まれていること。
Bendigoでは4,5年前くらいから導入されているみたいなんだけど、生ゴミや、髪の毛、ティッシュなども含まれます。
このおかげで、日本で「燃えるゴミ」(general waste)として出していたものが大幅に減少しました。ほとんどないくらい!

アイルランドに留学した時も生ゴミは分かれていたことを思い出します。
ゴミを土に戻すとってもいいシステムなのに、日本では自分でコンポスト作るしかないのか。。。
 
英語の勉強にと、オーストラリアのyoutuberとかinstagramerを検索することも多いんだけど、オーガニックのファッションブランドを紹介する動画とか、動物保護を訴えるアカウントとかも多いように感じます。(日本にもあって、私が知らないだけかもしれないけど笑)

環境汚染は、動物たちの生活を脅かしている

動物園でも環境について考えさせられるような展示、ショーがありました。
Melbourne zooでは、ゴミによって動物たちの命が侵されていることを示す展示。
 

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healesbville sanctuallyで見たバードショーでは、ショーの最後が、「1日で27000もの木が切られ、この子たちの住処がなくなっている。リサイクル100パーセントのトイレットペーパーを使って欲しい。」というメッセージで締めくくられました。
 
環境を一気に改善することはできないかもしれないけど、私たちの選択一つ一つを変えることは簡単ですね。
リサイクルトイレットペーパーの需要が高まればトイレットペーパーのために切られる木も減少するだろうなぁ、と、今まで自分がどれだけ無頓着だったか反省。。。
 

「肉を食べない」という選択

「選択」といえば、私のフラットメイトは「肉を食べない」という選択をしています。
日本でベジタリアンはマイノリティだけど、メルボルンは世界でも有数のvegan cityなので、至る所でベジタリアン向けのメニューや食材を見ました。
 
今まで、健康のためかなぁとか思ってたんだけど、今日聞いてみたら健康ではなく、環境保護の倫理観に基づいているらしい。
今まで、食肉の環境負荷について考えたことがなかったけれど、肉を育てることで、環境に結構な負荷がかかっているそう。
 

調べたところ、気候変動の原因といえば、火力発電とか、交通手段のCO2排出が有名だけど、畜産業が排出する温室効果ガスは地球上すべての交通手段が排出する温室効果ガスと同じ。だそう。
私たちが肉を楽しむために、そんなに犠牲を払っているなんて知らなかった。。。
 
彼女は、「私にとって肉を食べないことは簡単。特にストレスでもない。だから、環境に負荷をかけるくらいなら食べない。」と言っていて、新たな価値観に触れました。
 
個人が自由な選択をできる時代。信念に基づく、後悔のない選択をしたいと感じたところです。